不動産購入の契約からお金を支払うまでの流れは?

不動産コラム【買いたい方】

不動産を購入するときに一番緊張するのは契約のときじゃないかと思います。

気に入った不動産が見つかり、買付証明書を提出し、そしていよいよ契約だという時になって、不安な気持ちになることもあるかもしれません。

なので、今回は契約のときの流れを大まかに解説いたしますので、買付証明書提出後の段取り知っておき余裕を持って契約に臨みましょう!

 

重要事項説明書の確認

この重要事項説明書は必ず契約の前に行うことになっており、購入を検討している不動産の詳細を確認するための書類です。

買付証明書を提出し、契約にむけて進めていくにあたって、まず確認するのがこの重要事項説明書になります。

契約の前に土地について十分な説明を受け、疑問があればこのタイミングでしっかりと確認することが大切です。

初めて聞く言葉もあると思いますので、正直どんなものかわからないという項目もあるかもしれませんが、わからないことがあれば不動産屋に確認しましょう。

納得できたら、重要事項説明書に署名捺印が必要になります。

契約書の確認

重要事項説明書の内容に納得ができたら、いよいよ契約書の内容へと移ります。

契約書には今回の契約内容の確認と、不動産売買にあたっての決め事の確認があります。

こちらもしっかりと内容を確認し、わからないことがあれば確認しましょう。

契約書も重要事項説明書同様に、不動産用語がたくさん登場するので、こちらも理解するには少し大変な部分もあるかもしれません。

こちらもあきらめず理解できるまで不動産業者に確認しましょう。

 

署名捺印

全ての内容を把握できたら、いよいよ売主買主が署名捺印します。

契約も価格が価格なので、とても緊張すると思います。

 

手付金の支払い

署名捺印が完了したら、買主の方から売主の方へ手付金を支払います。

あくまでも売買代金の一部ですが、大きなお金が動きます。

契約書に署名捺印後に支払うので、基本的には現金で支払うケースが多いです。

これで、契約当日は完了です。

このタイミングで残りの残金を支払うタイミングを決めたり、所有権を移転する司法書士を決めたり、今後の流れをざっと確認しておきます。

 

残金を支払うタイミング(残金決済)はおよそ1ヶ月後に行うことが多いです。

融資の申し込み

契約が済んだら、融資の申し込みを行いましょう。

期限は契約書に記載されており、その期限までに金融機関で融資を受けることができるかどうかの最終確認をします。

この確認にはある程度日数がかかりますので、契約後は速やかにこの融資の申し込みが必要になります。

 

決済日の確認

無事、融資を受けることが確約できたら、残金を支払う日程を決めていくことになります。

決済の日は、金融機関が営業している平日である必要があります。

なかなかお仕事のお休みの確保ができない方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にはお時間をとっていただくしかありません。

万が一お仕事で当日これない可能性がある場合は、あらかじめ準備が必要になりますので、しっかりと伝えておきましょう。

 

あらかじめ知っておくことで当日落ち着いて望める

初めての方が多い中で、契約日当日は緊張することと思います。

しかし、契約の流れ、内容をあらかじめ知っておくことで当日は落ち着いて説明を聞くことができると思います。

ぜひ一度想像してみてください。